今回は「チーズはどこへ消えた?」という本をわかりやすくまとめてみました。この本はappleやベンツの研修テキストとして採用されておりメジャーリーガーの大谷翔平選手も愛読していたという名著です。
内容を簡単に説明するとヘム、ホーという小人とスニッフ、スカリーというネズミがチーズを探す物語です。この物語の中ではチーズは幸せそのものと考えてください。
この本はこのような方に読んでもらいたい一冊となっております。
では「チーズはどこへ消えた?」についてまとめましたのでぜひご覧ください。
本のまとめ
小人のヘムとホーネズミのスニッフとスカリーは毎日チーズを見つけるため迷路を探し回っており、ある日ヘムとホー、スニッフとスカリーはチーズステーションCの近くに好みのチーズを見つけました。
ネズミも小人も早起きしてチーズステーションCの近くまでいきチーズを食べていましたが小人とネズミには大きな違いがありました。
小人の二人はチーズを食べたらのんびり過ごし、ネズミの二匹はチーズを食べた後もチーズを探し続けていたのです。
行動しなければ破滅
そしてある朝事件が起きました。ネズミの二匹と小人の二人がチーズステーションCの近くに着くとチーズがなくなっていたのです。
ネズミの二匹はチーズを食べにくるたび周りに変化がないか調べていたので落ち込むことはなく、いつも通りチーズを探しにいきました。
小人の二人は対照的に毎日チーズを食べすぐにのんびりしていたので、チーズがなくなっているのをみて絶望してしまいました。
ここでネズミの二匹と小人の二人には大きな違いが生まれます。
ネズミの二匹は今の幸せはいつかなくなるとわかっていて常に行動し、
小人の二人は今の幸せにしがみつき永遠に続く物だと信じきっていました。
行動せずにじっとしているままでは何も変わらないと気づいた小人のホーは、ネズミたちと同じようにチーズを探しにいきます。
そしてホーは気づきました。
「変わらなければ破滅することになる。」
変化を楽しもう
現状維持は確かに楽だと思います。
しかしホーは、現状維持のままではいけないと感じ行動したのです。その後もホーは、新しいチーズが見つからない恐怖と戦いながらも、チーズを探し続けました。
恐怖に襲われるたびに「この恐怖がなければどうしているだろう」と自分に問いかけながら、その恐怖を何度も乗り越えました。
ホーは恐怖を何度も乗り越えることで、自分の変化を楽しめるようになってきました
自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいということが分かったのです。
ある日ホーはヘムに一緒にチーズを探しに行こうと誘ってみましたがヘムの返事はNOです。
ヘムは未だに昔のチーズのことばかり考えており、行動を起こしません。
ヘムと一緒にチーズを探しにいけないホーは寂しがりましたが、嬉しくも思いました。
それはチーズを手に入れることだけが幸せなことではないと気づけたからです。
ホーはその後も過去のチーズに固執せず現在の変化を楽しみ対応しました。
そしてついに、チーズステーションNで大量のチーズを見つけることができました。
大量のチーズを見つけたホーの変化を振り返ってみると、
- 最初は行動せずチーズの消えたチーズステーションCでうろうろ
- 自分から今の現状を変化させようと行動開始
- チーズが見つからない恐怖に打ち勝ちチーズを見つけたときのことを想像
- 過去に固執せず変化を楽しみ続けた結果大量のチーズを発見。
どうでしょうか?ホーは自分の考えを変える事で変化に対応し大量のチーズを見つけることができたのです。
現実でも行動することは重要
これはこの物語以外のことでも言えることです。例えば、痩せたいと思ってダイエット本を読んでいるだけでは痩せません。
実際に食事を変えて、運動をするなど自分から行動を起こさなければ何も変わらないのです。
実際に行動して辛い時や成果が出ないという恐怖に襲われた時は、ホーの様に幸せな場面を想像してみてください。そうすることで辛いことや恐怖は大抵乗り越えられます。
しかし恐怖に怯えて変化しない事を選べば待っているのは破滅です。
大事なことなので何度も言いますが、重要なのは行動を起こして変化することです。
皆さんもぜひこの本を読んで変化することに対するモチベーションをあげてみてください。
まとめ
今回はチーズはどこへ消えた?という書籍についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?この本で重要な点はやはり以下のような点だと思います。
- 変わらなければ待っているのは破滅。
- 恐怖を乗り越えればその先は楽になる。
- 成功したとこを想像していればそれは現実になる。
- 自分が変わらなければ好転しない
行動を起こすという事は人生においても非常に重要なことだと思いますので、ぜひこちらの書籍を読んで参考にしてください。